空海入門
空海は日本仏教の基礎を築いただけでなく、事業家としても大きな足跡を残した。古代日本の激動期を文化の設計者として生きた空海の実像を描くユニークな入門書。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0215
- 整理番号:107
- 刊行日:
1997/05/19
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-05707-2
- JANコード:9784480057075
- 在庫 ×
空海は生まれながらに真言宗祖だったのではなく、自身の自己探求の歩みの帰結としてそうなったにすぎない。人間空海を導き、つき動かすものは、純粋無垢な菩提心だった。山と都市、高野山と平安京、唐代中国と日本、重なり合う複合的な磁場のなかで自らを形づくり、日本文化の設計者となった天才的個性の生涯。
序章 始まりとしての高野山
第1章 空海の原景
第2章 空海前半生の軌跡
第3章 『請来目録』という作品
第4章 弘仁のモダニズム
終章 再び始まりとしての高野山へ
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可