「考える」ための小論文
論文を書くことは自分の考えを吟味するところから始まる。大学入試小論文を通して、応用のきく文章作法を学び、考える技術を身につけるための哲学的実用書。
論文は、なりよりも自分のモヤモヤした考えを明確にするため、またそれを他者に伝えるために書かれる。「自分とは何者か」から「人間の生」「現代社会の在り方」まで幅広いテーマを取りあげて、論文の「かたち」と「なかみ」をていねいに解説する。本書は、大学入試小論文を通して、文章技術の基本を身につけるための、最良の実用参考書である。と同時に、「書く」ことによって自分をつかみ、思考を深めていくための哲学の書でもある。
第1章 論文ってどういうもの?
第2章 じょうずに「考える」ために
第3章 「読み」と「発想・構成」―原理篇
第4章 「読み」と「発想・構成」―実践篇
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