大人への条件
子どもから大人への境目が曖昧な今、人はどのように成長の自覚を自らの内に刻んでいくのだろうか。自分はなにものかを問い続けるすべての人におくる新・成長論。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:117
- 刊行日:
1997/07/17
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-05717-X
- JANコード:9784480057174
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子どもから大人への境目が曖昧ないま、「大人になる」とはどういうことなのか。人はどのように成長の自覚を自らのうちに刻んでいくのか。子どもが成長していくなかでの親との関係、思春期の性の目覚めや自立の問題などを、文学的素材や社会的テーマを通して考え、現代社会において大人になるということにどんな意味が潜んでいるのかを浮かび上がらせる。自分はなにものかを問い、大人になりきれない思いを片隅に抱くすべての人におくる、新・成長論。
序章 子どもへの接近
1章 成長のとらえ方
2章 記憶と身体
3章 成長の自覚―気づくということ
4章 成長の逸脱―思春期・青春期の問題
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