長崎聞役日記
欧米列強からの高まる開国の圧力に対して長崎聞役が設けられ、藩と日本の命運を賭けた情報活動が行われた。初めて公開された聞役の日記が物語る日本外交の原点。
- シリーズ:ちくま新書
- 693円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:187
- 刊行日:
1999/02/18
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:224
- ISBN:4-480-05787-0
- JANコード:9784480057877
- 在庫 ×
サムライ外交官の危機管理。幕府と西国諸藩は、黒船にどう対処したのか。日記が明かす「長崎駐在大使」の生活と意見。
第1章 長崎聞役の華麗な寄合(遊所での寄合をめぐる争い
三藩聞役の組合離脱)
第2章 平戸藩長崎聞役の日記(平戸オランダ商館の長崎移転
正保四年の黒船来航と平戸藩 ほか)
第3章 長崎聞役と海外情報(オランダ風説書と通詞
長崎聞役とオランダ通詞 ほか)
第4章 ロシアとの交渉と聞役の動き(プチャーチンの長崎来航と熊本藩聞役
幕府応接掛の交渉と情報の漏洩)
第5章 江戸・長崎情報戦争(国際都市となった長崎
ポサドニック号事件)
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