イスラームと世界史
民族・宗教紛争の多発により、世界は対立と緊張に直面している。イスラームははたして異質で非寛容な文明か。二一世紀の国際政治を世界史的視点から問う一冊。
- シリーズ:ちくま新書
- 693円(税込)
- Cコード:0222
- 整理番号:216
- 刊行日:
1999/09/16
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:224
- ISBN:4-480-05816-8
- JANコード:9784480058164
- 在庫 ×
民族宗教紛争の多発により世界は新たな対立と緊張に直面している。中東和平や中央アジアの動向は今後どのような展開をみせるのだろうか?世界史への登場以来、先進的な文化を誇ってきたイスラームは、けっして異質で非寛容な文明なのではない。日本人にとっては、日本という独自の枠組にこだわることで、かれらとの協調と理解の地平はおのずと見えてくるにちがいない。では、イスラームという入射角から光を照射すれば、世界史はどのように現れてくるのか?世界史と日本史をつなぐ歴史的な視点を軸に、21世紀に向かう現代世界とイスラームがかかえる課題を問いなおす現代人のための一冊。
序章 20世紀―戦争と革命の世界像
第1章 世界史の十字路―中央ユーラシア
第2章 現代史のなかのイスラーム
第3章 中東の運命
第4章 歴史家の眼
第5章 国際社会のなかの日本
終章にかえて イスラエルのバラク政権と中東和平
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可