国家学のすすめ
国家は本当に時代遅れになったのか。日常の生活感覚から国家の意義を問い直し、ユーラシア東辺部という歴史的・地理的環境に即した「この国のかたち」を展望する。
- シリーズ:ちくま新書
- 777円(税込)
- Cコード:0231
- 整理番号:311
- 刊行日:
2001/09/19
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-05911-3
- JANコード:9784480059116
- 在庫 ×
十九世紀後半、日本は植民地化の危機をしのぎ、かろうじて近代国家として独立することができた。その国家という枠組みは、今日、本当に時代遅れになってしまったのだろうか。そして「想像の共同体」や「創られた伝統」の真の意味とは何か。日常の生活感覚から国家の意義を問い直し、ユーラシア東辺部という地理的・歴史的環境に即した「この国のかたち」を考える。
第1章 国家論の隘路(国家相対化論の隆盛
戦後の平和主義 ほか)
第2章 国家とは何か(国家は「実在」する
国家という制度の役割 ほか)
第3章 国民と民族(重層的なアイデンティティー
なぜ国民か ほか)
第4章 日本の国家をめぐって(国家建設と国際緊張
日本列島の国際緊張 ほか)
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