村からみた日本史
江戸時代、村々には読み書きのできる人が驚くほどいた。残された史料から浮かび上がる教科書とは違う江戸時代像。「歴史の見方」を大きく変えるエピソードを満載。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:328
- 刊行日:
2002/01/21
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-05928-8
- JANコード:9784480059284
- 在庫 ×
これまでの江戸時代史は、支配の側の法・制度・裁判の判決文によって捉えた歴史である。それも歴史には違いないが、歴史の技術はほかにもある。村に出かけ、みずからの目で見、手で触れ、世界史的法則などと言わずにみずからの頭で考える、という技術である。村の史料に焦点を当て、「歴史の見方」を大きく変えるエピソードを満載して、スリリングで新しい歴史観を提示する。
第1章 外から吹いた風―村を変える力
第2章 村の家計簿―公と私
第3章 道徳から精神の自由へ―享保改革の誤算
第4章 百姓をだました幕府―百姓一揆の道理
第5章 定住した出稼ぎ人―都市の出現
第6章 呪術から西洋医学へ―村医者のカルテから
おわりに 村から江戸時代日本をみる
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可