心療内科の時代
出社拒否症、自律神経失調症など、心からくる病気がふえている。おかしいなと思ったらまずは扉を押してみよう。最近の心療内科の実際と正しいかかりかたを紹介。
長引く不況のなか「心が絡む体の病気」である心身症が増えている。この病をみるのが「心療内科」である。そこではどのような診断が行なわれているのか?どのような症状があれば受診するべきなのか?「心療内科」の歴史は古いが、この標榜科名が正式に認可を受けたのは一九九六年で、診療施設が増えたのはごく最近である。「精神科」「神経科」「神経内科」とも区別しづらい「心療内科」の実際をていねいに紹介・解説する。
第1章 心療内科のケースから
第2章 心療内科の現状
第3章 心身症専門医としての心療内科医
第4章 精神科のプライマリ・ケア医としての心療内科医
第5章 心療内科の治療法
第6章 心療内科の時代
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