食のリスクを問いなおす
食の安全とはなにか――BSE騒動の深層を科学的な視点で分析し、盲目的に ゼロリスク を求める現代人の社会病理を徹底解剖、食のリスクへの対処法を精察する。
- シリーズ:ちくま新書
- 714円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:360
- 刊行日:
2002/08/19
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-05960-1
- JANコード:9784480059604
- 在庫 ×
「食」が今、さまざまな危険にさらされている。しかし、食の絶対安全とはなにか?盲目的にゼロリスクを求めていいのだろうか?リスクをリスクとして、冷静に受け止めるにはどうしたらいいのだろう?BSEが猖獗を極めた時期にスコットランドに暮らした内科医が、科学的な視座から国内外BSE騒動の深層を分析、背後に潜む社会病理を精察するとともに、現代人が直面する食のリスクとその対処法をさぐる。
第1章 プリオン病の生物学
第2章 ヨーロッパでのBSEとvCJD
第3章 日本でのBSE問題の本質
第4章 日本でのvCJDのリスク
第5章 BSEの社会病理
第6章 BSEの教訓を生かす
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