ヒトはどうして老いるのか
生命にとって「老い」と「死」とは何か。生命科学の成果をもとにその意味を問いながら、人間だけに与えられた長い老いの時間を、豊かに生きるためのヒントを提示する。
ほとんどの生き物は、必ず死ぬ。生命進化三八億年の歴史のなかで、なぜ生命は死を獲得したのだろうか。ヒトはまた、死とともに長い「老い」の時間を授けられた。宿命ともいえるこの時間を、どのように生きたらよいのだろう。本書では、老化と寿命の生物学による最新の知見から「老い」と「死」をとらえ直し、急速に進む高齢社会を、いかにして健康に、自在に生き抜いていくか、サクセスフル・エイジングのヒントを考える。
第1章 「不老不死」の夢(可老可死とクローン
高齢社会 ほか)
第2章 「老化」はなぜ起こるのか(個体の老化
老化学説 ほか)
第3章 「死」はなぜあるのか(加齢と個体の死
死の起源 ほか)
第4章 「寿命」はいかに決まるのか(個体の寿命と細胞死
二つの細胞寿命 ほか)
第5章 「老い」の意味を問う(抗加齢医学
生命とアイデンティティ ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可