プロ教師の見た教育改革
「学力低下」のもとの「ゆとり教育」! 文科省の矛盾した政策の裏には何があるのか。迷走する議論を生徒・教師・親という現場から整理し、実現可能な改革を考える。
- シリーズ:ちくま新書
- 714円(税込)
- Cコード:0237
- 整理番号:384
- 刊行日:
2003/01/20
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-05984-9
- JANコード:9784480059840
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教育改革をめぐる議論はとても分かりにくい。というのは、これまで教育問題は、伝統的な「つめ込み」教育と、「子ども中心の自由放任」との対立に二分されてきたが、それが解消されないまま、国民形成を重視する「教え込み主義」かグローバリズムを背景にした「教育の自由化」かが、より大きな争点として浮上してきたからである。混迷を深める改革論議を生徒・教師・親という教育の現場から整理し、いま実現可能な改革を考える。
第1章 文部科学省の転向
第2章 教育改革論の原点
第3章 「ゆとり教育」の限界
第4章 教育改革の中心と周縁
第5章 教育の自由化とは何か
第6章 平均的な教師の生活と意見
第7章 二一世紀の学校はどうなるか
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