シリーズ・人間学 1 「心」はあるのか
「心」の存在が疑われることは、あまりない。が、本当に「心」は存在するのだろうか? この問題を徹底検証し、私たちの常識を覆す。スリリングな社会学の試みだ。
自分の気持ちが理解してもらえない、相手が何を考えているのか分からない。そんな悩みを抱えている人は少なくない。これらの悩みはみな、「心」の問題だと思われがちだが、その大半は、政治や経済、社会など、もっと広がりのある問題として考えるべきではないか。そもそも「心」という概念を、根本から問い直す必要があるのではないか。本書は、こうした問題意識から、これまで当然と思われてきた「心」の存在を多角的に検証し、私たちの常識を鮮やかに覆す。明晰かつスリリングな、社会学の試みだ。
1 人は「心」をどう論じてきたか(「心」はどう論じられてきたか
なぜ「心」があると思うのか
言葉はなぜ通じるのか ほか)
2 「心」を解く鍵―言語ゲーム(言語ゲームとは何か
言語ゲームは価値相対主義か
言語ゲームと「心」の働き ほか)
3 「心」の問題を解き明かす(愛と性を考える
言葉と倫理
美の感動と言葉 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可