日本の治安は再生できるか
日本の体感治安は急速に悪化している。少年非行や外国人犯罪だけでなく身近な窃盗罪も激増した。戦後の犯罪事情を検証し「安心」が消えた日本社会の深層を探る。
- シリーズ:ちくま新書
- 714円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:416
- 刊行日:
2003/06/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-06116-9
- JANコード:9784480061164
- 在庫 ×
この数年、体感治安は年毎に悪化している。たとえば平成13年の犯罪状況に関するデータによれば、検挙率が低下する一方で、凶悪犯罪は増加し続けている。戦後、重大犯罪はほぼ一貫して減少傾向にあったが、平成に入ってその傾向は止まり、逆に上昇に転じた。いまや日本は、これまで経験したことのない事態に直面しつつある。日本の治安は、なぜ急速に悪化したのだろうか。少年非行や外国人犯罪、身近な犯罪としての窃盗罪など戦後の犯罪事情を多面的にたどり、変質する日本社会の深層をさぐる。
第1章 危機的な治安状況
第2章 国家の存立を脅かす外国人犯罪
第3章 治安悪化の根源としての少年問題
第4章 驚異的な治安大国だった日本
第5章 社会の変化と「犯罪」の考え方の変化
第6章 新しい秩序を求めて
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可