日本のムスリム社会
今、日本のあちこちに小さなモスクが出現している。バブル期に日本に出稼ぎに来たムスリムたちが建てたものだ。定住を始めた彼らの全体像に迫る、初めての試み。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:420
- 刊行日:
2003/07/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-06120-7
- JANコード:9784480061201
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バブルの頃、日本に出稼ぎにきたパキスタン人、バングラデシュ人、イラン人などの姿が注目を集めたが、それから十数年たった現在、日本のあちこちに小さなモスクが誕生してきている。定住をはじめた外国人ムスリム(イスラーム教徒)たちが、なけなしの給料から費用を捻出して建てた、念願の「祈りの場」だ。日本という異教の地で、イスラームの規範にのっとった生活をしようと、彼らは模索を続けている。いつのまにか、私たちの新しい隣人となったムスリムたち。フィールドワークを駆使しながら、その全体像を初めて明らかにする。
序章 モスクのある風景
1章 外国人ムスリムの増加
2章 日本で働く・学ぶ
3章 故郷の事情
4章 祈りの場を求めて
5章 宗教行事
6章 ムスリムとして生きる
7章 日本社会とイスラーム
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