ヒトは環境を壊す動物である
それは進化的必然!? ヒトの認知能力と環境との関わりを進化史的に検証し、環境破壊は私たちの「心の限界」という視点を提示。解決の糸口をヒトの本性からさぐる。
- シリーズ:ちくま新書
- 714円(税込)
- Cコード:0240
- 整理番号:452
- 刊行日:
2004/01/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:208
- ISBN:4-480-06152-5
- JANコード:9784480061522
- 在庫 ×
エアコンを使えば温暖化を招く。洗剤を使えば河川の富栄養化が起こる。肉食はエネルギー的にムダの多い贅沢だ。わかっちゃいるけど、やめられない。かくして環境破壊は、今世紀最大の問題のひとつになった。なぜ私たちは「わかっちゃいるけどやめられない」のだろうか。本書では、進化心理学の立場から、ヒトの認知能力と環境との関わりを検証し、環境破壊は人間の「心の限界」がもたらしたものという視点を提示する。生物学からみた、まったく新しい環境問題の書。
第1章 「環境」とは何か
第2章 人間はどのような動物か
第3章 心の進化
第4章 環境の認知
第5章 公共財を巡って
第6章 進化と環境倫理
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