幕末外交と開国
幕末の黒船来航は日本にどんな影響を与えたのか? ペリーとの交渉をたどりながら、日本の国際社会への参加過程を考察。現在の新たな国際化への指針を提示する。
- シリーズ:ちくま新書
- 777円(税込)
- Cコード:0221
- 整理番号:453
- 刊行日:
2004/01/06
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:4-480-06153-3
- JANコード:9784480061539
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近代日本の変革は、常に外圧による「開国」として語られてきた。「開国」をどう理解するか、外圧にどう対応するかという問題は、外交上の課題にとどまらず、政治的にも思想的にもきわめて重要である。幕末の開国については多くの議論が交わされてきたが、誤解に基づく歴史認識も依然として残っている。一八五三年、五四年のペリー来航は、どのような衝撃を日本に与えたのか?本書では、膨大な資料をもとに幕末の日米交渉を検証し、現代の新たな国際化への指針を探る。
第1章 一八五三年浦賀沖
第2章 アメリカ東インド艦隊
第3章 議論百出
第4章 ペリー艦隊の七ヵ月
第5章 一八五四年ペリー再来
第6章 日米交渉
第7章 日本開国
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