思想なんかいらない生活
「思想」や「哲学」はカッコいい。だが、ふつうに暮らすふつうの人々に、それはどれだけ有用なものなのだろうか? 日本の知識人の壁を叩き壊す渾身の一冊。
- シリーズ:ちくま新書
- 861円(税込)
- Cコード:0210
- 整理番号:479
- 刊行日:
2004/06/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:288
- ISBN:4-480-06179-7
- JANコード:9784480061799
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「思想」というものは、私たちの生活に必要なのだろうか?あるいは、思想や哲学が、今のこの状況下の私たちに、果たして有効な何かを示唆してくれるのだろうか?本書では、日本の各方面で活躍中の知識人を片っ端から取り上げて、彼らの思考・表現活動が、いったいどれだけの意味をもち、一般読者大衆にどれだけの影響を与えているのかを考え、「ふつうに暮らすふつうの人びと」の立場から「思想・哲学」を問いなおす。
第1章 知識人にご用心
第2章 「ふつうの人」、インテリに叱られる
第3章 いったいなんのための思想か
第4章 インテリさんがゆく
第5章 本は恥ずかしい
第6章 勝手に「大衆」と呼ばれて
第7章 思想なんかいらない生活
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