公安警察の手口
謎のベールに包まれている公安警察。彼らはどんな手法で捜査を行うのか? 自らの体験と取材をもとに、ガサ入れ・尾行・スパイ養成の実態に切り込む刺激的な一冊。
急速に監視社会化が進む日本。少しでも体制に楯突けば逮捕される時代となりつつある。こうした状況のなかで、不当逮捕を繰り返し、統治機構の末端で暴力を行使しているのが公安警察である。しかし、その捜査手法は謎に包まれており、実態は明らかになっていない。いったいヴェールの向こう側では何が起きているのだろうか?かつて赤報隊事件で公安警察に濡れ衣を着せられた経験を持つ著者が、その捜査手法や権力構造を照射し、知られざる公安警察の“真実”を追究する。
序章 やりたい放題の公安警察
第1章 公安警察の論理
第3章 「潜在右翼」の発見
第4章 共産党へのスパイ作戦
第5章 新左翼へのスパイ工作
第6章 ガサ入れ、尾行、張り込みの実態
終章 監視社会のゆくえ
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