感じない男
実は男は「感じていない」のではないか。この観点からロリコン、制服、ミニスカートなど禁断のテーマに果敢に挑む。自らの体験を深く掘り下げた、衝撃の問題作。
一人でした後の、何とも言えないむなしさ。なのにまたしてしまうという、厄介さ。実は男は、根っこのところで「感じていない」のではないか。だからこそ制服少女を目にしてはゾクッとし、美少女写真集を見てはあらぬ妄想を膨らませてしまうのではないか。にもかかわらず、多くの男が自分の「不感症」に気づかずにいるのは、なぜか。この問いに答えるべく本書は、著者自らの体験を深く掘り下げながら、問題のありかを探っていく。禁断のテーマに真正面から挑み、「男の性」を根本から問い直す、衝撃のセクシュアリティ論。
第1章 ミニスカートさえあれば生身の女はいらない!?(「男とはこういうもの」という言い方の嘘
ミニスカをめぐる男女のすれ違い ほか)
第2章 「男の不感症」に目を背ける男たち(「男の不感症」とは何か
「溜まってくる」感覚を分析する ほか)
第3章 私はなぜ制服に惹かれるのか(制服に惹かれる男たち、その「心の構造」
制服少女に「学校」を透かし見る ほか)
第4章 ロリコン男の心理に分け入る(ロリコン大国ニッポンの深層
「少女」を巧みにパッケージする大人たち ほか)
第5章 脱「感じない男」に向けて(「射精」体験と自己否定の感覚
私はいかにして「感じない男」になったか ほか)
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