無宗教からの『歎異抄』読解
真の宗教心はどんな生き方をひらくものか? 無宗教者の視点から『{歎1}異抄』を読み解くことで、無力な自己が自在な精神をつかむ過程を探り、宗教とは何かを示す。
私たち日本人は、宗教について浅薄な知識しかもたぬままに「無宗教」を自認しがちだ。だが、信仰を得ることで精神的に豊かな暮らしを営む人びとも少なくない。はたして真の宗教心とはどんな生き方をひらくものだろうか?本書は、日本人に最も親しまれてきた宗教書『歎異抄』を、無宗教者の視点から読み解くことで、無力な自己が自由自在の精神をつかむ過程を明らかにし、「宗教とはなにか」に簡明率直に答える。宗教に関心を抱きながらも距離を感じてしまう現代人必読の入門書。
第1章 宗教はなぜ「難しい」のか―『歎異抄』を読み解くために
第2章 宗教は人を「幸せ」にするか―三つの問答(打算と信心
エクスタシーと死の不安からの解放 ほか)
第3章 「無力な私」への目覚め―自己中心的思考と宗教(手段としての念仏
信じることと知ること ほか)
第4章 「常識」を超える宗教―親鸞から唯円へ伝えられた信心(救済の条件―阿弥陀仏の名を呼ぶという行為
善悪を超える ほか)
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