諜報機関に騙されるな!
情報戦を制するのは…!
米・英・中・露・韓・北朝鮮・日本、そしてアルカイダのインテリジェンス
ときに非合法的手段で情報を集め、謀略活動すら敢行する「情報機関」の実態と限界、さらにその危険性を詳細な事例分析によって明らかにするノンフィクション!
- シリーズ:ちくま新書
- 777円(税込)
- Cコード:0231
- 整理番号:639
- 刊行日:
2007/01/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:256
- ISBN:978-4-480-06343-4
- JANコード:9784480063434
- 在庫 ×
国際政治の舞台裏では、各国インテリジェンス機関による周到な情報活動と巧妙な駆け引きが展開されている。だが、たとえば9・11をめぐる“対テロ戦争”では情報大国であるはずのアメリカ、イギリスも失敗の連続、テロの脅威はむしろ拡大はしている。翻って日本は“スパイ天国”と揶揄されるほど諜報に対する国民の危機感が薄い。ときに非合法的手段を用いて情報を集め、謀略活動する敢行する諜報機関の実態と限界を、詳細な事例分析によって明らかにするノンフィクション。
第1章 イラク―露呈したインテリジェンスの罠(プレゼンテーション
「情報の失敗」の理由 ほか)
第2章 アルカイダ―“対テロ戦争”の実態(アルカイダ工作員
テロ・ネットワーク ほか)
第3章 中国・ロシア―スパイ技術の精髄(核技術スパイ疑惑
中国諜報機関の特徴 ほか)
第4章 朝鮮半島―“極東の火薬庫”で繰り広げられる情報戦(北朝鮮の諜報組織
拉致問題 ほか)
第5章 監察―諜報機関の暴走を抑えられるのか?(諜報と法執行の融合
テクノロジーの暴走 ほか)
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