職場はなぜ壊れるのか  ─産業医が見た人間関係の病理

荒井 千暁

成果主義が生んだ歪み

いま職場では、心の病に悩む人が増えている。重いノルマ、理不尽な評価などにより、うつになり、仕事は混乱する。原因を探り、職場を立て直すための処方を考える。

職場はなぜ壊れるのか  ─産業医が見た人間関係の病理
  • シリーズ:ちくま新書
  • 735円(税込)
  • Cコード:0236
  • 整理番号:643
  • 刊行日: 2007/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06346-5
  • JANコード:9784480063465

この本の内容

いま職場では、働きながら心の病を発症する人が増えている。かれらは日常生活に支障が出るほど、心に深い傷を負っている。睡眠障害を生じ、自律神経系が乱れ、うつになり、思考が混乱し集中できない。重いノルマ、評価の理不尽さ、周囲の無理解など、成果主義システムが生み出した実態を検証し、職場の人間関係に軋轢をもたらす原因を探る。

この本の目次

1の章 成果主義・能力主義の原風景
2の章 旧来からある職場の人間関係
3の章 現代にみられる人間関係
4の章 派遣という労働体系のなかで
5の章 成果主義を検証する
6の章 職場の求心力を守れ

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