愛と勇気とお笑いと。

正しい「だけ」の議論は何も生まない。必要なのは、論敵を生かし、権威にもひるまず、みんなを楽しませる笑いである。日本人のためのエンターテイメント議論術。

つっこみ力
  • シリーズ:ちくま新書
  • 735円(税込)
  • Cコード:0295
  • 整理番号:645
  • 刊行日: 2007/02/05
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:新書判
  • ページ数:224
  • ISBN:978-4-480-06347-2
  • JANコード:9784480063472
パオロ・マッツァリーノ
パオロ・マッツァリーノ

マッツァリーノ,パオロ

イタリア生まれの30代。天然パーマでひげもじゃです。父は寡黙な九州男児、母は陽気な花売り娘でした。父はマッツァリーノ家の婿養子になりました。父の仕事の関係で、幼い頃から世界中を転々としました。父の仕事は家族にも知らされておらず、いまだに謎のままです。深夜に出掛けることが多かったので、スパイか、マクドナルドの店舗清掃員だと思います。マッツァリーノ家の女性はみな骨太で、母も予想に違わず、出産後に炭水化物の食べ過ぎで激太りしました。私は現在、千葉県の幕張に住み、講師の仕事の他に、立ち食いそばのバイトをやってます。将来はフランチャイズで独立希望です。※以上、単行本発行時のプロフィール
※その後のプロフィール
戯作者を名乗り、日本で執筆活動を続けている。著書に『反社会学の不埒な研究報告』(二見書房)『つっこみ力』(ちくま新書)がある。

著者からのメッセージ

正しい本は、いい本か?[全文を読む]

この本の内容

世の中をよくしていくために、「正しい」議論をしていこう!ってそれは大いにけっこうですけど、でもその議論、実は誰も聞いてなかったりなんかしてません?ちょっと、エンターテイメント性に欠けてない?そこで本書でおすすめするのは四角四面な議論や論理が性にあわない日本人におあつらえ向きの「つっこみ力」。謎の戯作者パオロ・マッツァリーノによる本邦初の「つっこみ力」講演(公演)会、おせんにキャラメルほおばりながら、どうぞ最後までお楽しみくださいませ。

この本の目次

第1夜 つっこみ力とはなにかもしくはなぜメディアリテラシーは敗れ去るのか(愛の章―わかりにくさは罪である
笑いの章―つっこみ力の真髄
勇気の章―権威へのつっこみ)
幕間 みんなのハローワーク―職業って、なんだろう(五三歳のハローワーク
暴力団員の申告
セレブって…職業? ほか)
第2夜 データとのつきあいかた(漫才『データを出せ!』
いかがわしさとおもしろさと
データは自然に湧いてこない ほか)

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