哲学がはじまるとき ─思考は何/どこに向かうのか
究極の問いから問いの究極へ
世界や人生に究極の根拠はあるのか? それを果てしなく求めていくことはそもそも知性に可能なのか? 思考の限界でなおも思考し続ける哲学という営みへの案内書。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0210
- 整理番号:651
- 刊行日:
2007/04/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-06356-4
- JANコード:9784480063564
- 在庫 ×
哲学とは、「考えること」以外の何ものでもない。あなたが、世界に対して、「どうして?」という問いを発したとき、すでにそれははじまってしまっているのだ。答えの答え、根拠の根拠、意味の意味、ふだんの生活の中で、あるいは科学の営みの中で、「打ち切り」になっている問いをどこまでも徹底して考え抜いたとき、世界が、存在が、時間が、真理が、そして「私」が、あらたに驚きの相のもとに現れてくるだろう。「入門」ではない「哲学そのもの」へと直接導く案内書。
第1部 思考(当惑
問い
哲学
形而上学)
第2部 世界「すべて」(存在
時間
私
真理
場所)
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