丹精で繁盛 ─物づくりの現場を見にゆく
にっぽんの手仕事
マーケティング主導の風潮にアイデアで対抗、地場産業や伝統技術をみごと復活させた職人たち。その「丹精をこめた仕事」に、物づくり立国・日本の底力を探る。
- シリーズ:ちくま新書
- 756円(税込)
- Cコード:0236
- 整理番号:693
- 刊行日:
2007/12/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:新書判
- ページ数:240
- ISBN:978-4-480-06399-1
- JANコード:9784480063991
- 在庫 ×
地場産業や伝統技術が、グローバリズムによって侵食されつづけている。けれどアイデアを駆使して、それらを見事復活させた職人たちもいる。「縄文干し」の技術によって雑魚を名産にした佐藤勝彦、田と山を育てる米作林業家の加藤周一、造船技術をビル建築に応用する高橋和志、「土のソムリエ」と呼ばれる左官の挟土秀平、国産杉の特長を生かした家具で注目を集める岡田贊三…。日本人が育んできた「丹精」を貫くことで、エコロジーなビジネスを展開、新技術を次世代に伝えている。物づくり立国ニッポンの底力は、こんなに凄い。
序章 忘れられた「丹精」
第1章 脱常識の引き金
第2章 消費者との距離
第3章 変化へ立ち向かう気骨
第4章 祝祭を運びこむ職人力
第5章 物づくりの勇気
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日本は「丹精」で生きのびる[全文を読む]