あなたの苦手な彼女について
「自分」がない男と
「自分」しかない女
たいていの人に「苦手な彼女」がいるというが、一体それはどういうことなのか? ウーマンリブ運動や男女雇用機会均等法、さらには女帝の時代にまで溯って考察する。
たいていの人に「苦手な彼女」がいるという。いったいそれはどういうことなのだろうか?七〇年代の高度成長期にウーマンリブ運動が起き、時を同じくして消費者運動が登場した。八五年には男女雇用機会均等法が成立し、その年、内需拡大のために個人消費が推進された。その後の好景気とバブルの崩壊、平成不況…。この四十年の間に、日本の男女関係がたどってきた変遷を、ときに女帝の時代にまで溯って深く考察する。
第1章 そうして「女」は厄介になった(「女性差別」というもののややこしさについて
「女の問題」はたやすく四分五裂する
どうして女は変われたのか)
第2章 性的ではない「女性論」(女と「消費者」
主婦の没落
女と労働運動)
第3章 「自分がない男」と「自分しかない女」(「自立した女」に関するかなりへんてこりんな考察
「自分がある」というのは、たいしたことなのか?
「男社会」の発見)
終章 豊かな社会が傾いて―(「結婚」が成立しにくい現状について
「家」という単位について
もうそんな考え方はやめた方がいい)
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