和算で数に強くなる!
江戸から現代へ
算術四○○年の旅
算数の常識が江戸時代には通用しない? 高度に発展した和算でも、ゼロや分数があいまいだったなんて。和算の問題を解きながら、数についての感性に磨きをかける。
江戸っ子の数覚 小飼弾
私たちの算数の常識が、江戸時代には通用しない?日本独自に高度に発展した和算でも、受験算数でおなじみの植木算はなかったし、旅人算や速さの考え方はまだまだ未発達だった。江戸の庶民は、分数の計算ができなかったし、角度も知らなかった。ゼロの概念も江戸時代から明治時代にかけて、次第に成長していったのだ。昔の和算や算術の教科書の問題を解きながら、数の感覚の違いに迫っていく。
第1章 江戸時代のゼロの成長物語
第2章 誰がはじめて植木算で木を植えたのか
第3章 植木算がありえなかった理由
第4章 ギリシアの点と江戸の一里塚
第5章 分数事始
第6章 坊つちやん、角を立てる
第7章 千里馬はいったい何里走ったのか
第8章 鶴と亀の進化論
終章 和算洋算盛衰記―そして和算DNAは受験算数へ
補章 算木で計算する
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