日本の殺人
人を殺すとはどういうことか?
殺人者は、なぜ、どのように犯行におよんだのか。彼らにはどんな刑罰が与えられ、出所後はどう生活しているか…。仔細な検証から見えた人殺したちの実像とは。
人殺しのニュースが報じられない日はない。残忍な殺人鬼が、いつ自分や自分の愛する人に牙を剥くか。治安の回復は急務である、とする声がある。しかし、数々の事件を仔細に検証すると、一般に叫ばれる事態とは異なる犯罪者の実像が浮かび上がる。では、理解不能な凶悪な事件を抑止するために、国はどのような対策を講じているか。そして日本の安全神話はどうして崩壊してしまったのか。さらに、刑罰と出所後の生活、死刑の是非、裁判員制度の意義まで。
第1章 殺人事件の諸相(日本は殺人が多いか
心中 ほか)
第2章 捜査、刑務所生活、そして出所後(捜査
完全犯罪あるいは闇に消える事件 ほか)
第3章 ひとを殺すとはどういうことか(被害者は誰か
遺族の辛さ ほか)
終章 社会的大転換の裁判員制度(まとめとして
裁判員制度と今後の日本の刑事司法 ほか)
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可