右翼は言論の敵か
なぜテロが起きるのか、右翼は言論の敵対者なのか。新右翼とよばれた著者が忘れられた右翼思想家たちを紹介し、右翼運動の論理と心情、その実態に迫る。
社会を震撼させるテロ。右翼は「言論の自由」の敵なのか。右翼は自分たちに言論の場がない、だからテロに訴えるのだと主張する。そんな右翼をメディアの側は言論活動の当事者とは認めにくい。そして人々は実態を知らぬまま恐怖心を募らせる―。こうした堂々巡りが何十年も続いてきた。右翼はもともと何を目指していたのか?新右翼の旗頭といわれた著者が、知られざる右翼思想家たち、運動の理想と現実、カネと暴力の実態を論じる。
序章 右翼とは何者か
第1章 右翼と街宣車
第2章 十七歳の愛国心
第3章 大学紛争と三島事件
第4章 右翼から遠く離れて
第5章 昭和維新運動の戦後
第6章 反貧困と右翼思想
第7章 右翼運動のカネと暴力
終章 “言葉”を伝えるたたかい
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