江戸の想像力 ─18世紀のメディアと表徴
平賀源内と上田秋成という異質な個性を軸に、江戸18世紀の異文化受容の屈折したありようとダイナミックな近世の〈運動〉を描く。
【解説: 松田修 】
近世的なるものとは何だったのか―。平賀源内と上田秋成という同時代の異質な個性を軸にしながら、博物学・浮世絵・世界図・読本といったさまざまなジャンルの地殻変動を織り込んで、江戸18世紀の外国文化受容の屈折したありようとダイナミックな近世の〈運動〉を描いた傑作評論。1986年度芸術選奨文部大臣新人賞受賞作。
はじめに 近世的なるものへ
第1章 金唐革は世界をめぐる―近世を流通するもの
第2章 「連」がつくる江戸18世紀―行動本草学から落語まで
第3章 説話の変容―中国と日本の小説
第4章 世界の国尽し―近世の世界像
第5章 愚者たちの宇宙―『春雨物語』の世界
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