風土の日本 ─自然と文化の通態
自然を神の高みに置く一方、無謀な自然破壊をする日本人の風土とは何か? フランス日本学の第一人者による画期的な文化・自然論。
【解説: 坂部恵 】
自然を神の高みに置くかと思えば、無謀な自然破壊を平気でやってのける日本人。この自己矛盾をささえている日本の風土とはいったい何だろうか?和辻哲郎『風土』をその方法において乗り越え、新たな〈自然〉概念を提唱する本書は、卓抜の哲学的思考の書物であると同時に、最高級の日本論である。
出発点―あいまいな場所、ある日曜日
1 基本要素の生気(気象
山水
草木)
2 風土の理(野生の自然、構築された自然)
3 現実の構築(自然の現われ出る裂け目
住まう
景化する
もうひとつの自然、もうひとつの存在)
帰還
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