詩の自覺の歴史
萬葉のうたびとたちの精神世界の深奥に分けいり、「うたげ」の詩から「個」の詩への展開を見とどけた、著者畢生の大作。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,591円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:ヤ-1-1
- 刊行日:
1992/10/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-08020-1
- JANコード:9784480080202
- 在庫 ×
人麻呂、黒人、赤人、旅人、憶良、坂上郎女、家持―。万葉のうたびとたちの精神世界の深奥に分けいり、「うたげ」の詩から「個」の詩への転換を見とどけ、古代日本の表現の発展を、独自の考証と満ちあふれる学識で解明した、著者畢生の大作。日本文学大賞受賞。
宴の歌(暗いうたげ
懽のうたげ)
羇旅歌における叙景詩の胎動
柿本人麻呂と高市黒人
柿本人麻呂の羇旅歌
旅びとの夜の歌(高市黒人
山部赤人)
山部赤人の位置
筑紫詞壇の成立―言志の文学
大伴旅人の讃酒歌
大伴旅人と山上憶良
山上憶良の思想詩―載道の文学
山上憶良の「貧窮問答」
山上憶良の最晩年
大伴坂上郎女の位置―大宰府時代まで
大伴坂上郎女の相聞往来歌
大伴旅人の〓@42FC従たち
姨の力―大伴家持と坂上郎女
旅人没後―大伴家持と坂上郎女
婿と姑―大伴家持と坂上郎女
鬱悒と悽惆と―大伴家持
言志の痛情―大伴家持
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可