魏書第七〜第十三を収録。曹操のライバル、呂布や陶謙、一族の武将、曹仁・曹洪や夏侯惇、ブレーンの筍{@F159}や筍攸が登場する。
【解説: 吉川忠夫 】
魏の武帝曹操は、蜀の劉備や呉の孫権よりも遥かにスケールの大きい人間であった。彼には乱世を生き抜く知力とバイタリティー、決断力があり、さらに人を引きつけ受け入れる磁力と度量があった。文武両面の人材を擁しえた所以である。本冊には「魏書」第七から第十三まで、すなわち曹操初期のライバル、呂布や陶謙、曹氏一族の武将、曹仁・曹洪や夏候淳、知識人の名ブレーン、鐘〓@5EE6らの伝を収める。
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