隠された思考
個別科学としての経済学の領分を越えて、知識論と社会論の交差する地点に、新たな科学(知識)のあり方を探る、気鋭社会科学者の力作論考。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 979円(税込)
- Cコード:0133
- 整理番号:サ-4-1
- 刊行日:
1993/03/05
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-08050-3
- JANコード:9784480080509
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貨幣論なき貨幣経済が支配し、自由論なき自由主義、個人論なき個人主義が標傍される現代社会。そのなかで、さまざまな〈技術〉と〈遊び〉の〈演技する知識〉だけが饗宴をくりひろげているのが、ポストモダンの知の風景である。本書は、その饗宴の向こう側へ旅立つべく、知識論と社会論の交差する地点に、現代社会の〈隠された思考〉を浮かびあがらせんとする力作論考である。サントリー学芸賞受賞。
序章 〈演技する知識〉と〈解釈する知識〉
第1章 大衆社会の記号論―セミオクラシーとセミオシス
第2章 ルードゥスとしての経済―公正観念について
第3章 貨幣のメタフィジックス―貨幣経済の神話
第4章 計画のコスモロジー
第5章 自由のデマーケーション
第6章 〈方法〉への懐疑
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