自分を知るための哲学入門

竹田 青嗣

哲学とはよく生きるためのアートなのだ! その読みどころを極めて親切に、とても大胆に元気に考えた、斬新な入門書。哲学がはじめてわかる!

自分を知るための哲学入門
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 777円(税込)
  • Cコード:0110
  • 整理番号:タ-1-3
  • 刊行日: 1993/12/07
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ページ数:256
  • ISBN:4-480-08109-7
  • JANコード:9784480081094
竹田 青嗣
竹田 青嗣

タケダ セイジ

1947年大阪生まれ。在日韓国人二世。早稲田大学政治経済学部卒業。現在、早稲田大学国際教養学部教授。哲学・文芸批評。主な著書に『現象学入門』(NHKブックス)、『はじめての現象学』(海鳥社)、『言語的思考へ』『近代哲学再考』(以上、径書房)、『ニーチェ入門』『現象学は〈思考の原理〉である』(以上、ちくま新書)、『自分を知るための哲学入門』『意味とエロス』(以上、ちくま学芸文庫)、『人間的自由の条件』(講談社)、『ハイデガー入門』(講談社選書メチエ)、『哲学ってなんだ』(岩波ジュニア新書)、『愚か者の哲学』(主婦の友社)などが、共編著に『知識ゼロからの哲学入門』(幻冬舎)、『フロイト思想を読む』(NHKブックス)、『完全解読 ヘーゲル『精神現象学』』(講談社選書メチエ)などがある。

この本の内容

哲学とは自分を深く知るための、他者とほんとうに関わるための、もっともすぐれた技術(アート)なのだ。哲学の読みどころをきわめて親切に平易に、とても大胆に元気にとらえなおした斬新な入門書。もちろんプラトンもデカルトもカントもヘーゲルもニーチェもフッサールもハイデガーも大物はみな登場。この一冊で哲学がはじめてわかる。

この本の目次

第1章 哲学“平らげ”研究会(哲学を「平らげる」
哲学、自分を知る技術
“耳学問”のすすめ)
第2章 わたしの哲学入門(哲学とは何であるか
わたしの現象学―フロイト対フッサール
青年期的“独我論”
独我論をいかに破るか
ロマンとリアル
現象学の発見
ほんとう、よしあし、美醜)
第3章 ギリシャ哲学の思考(初期ギリシャの哲学者たち
デモクリトス―ソクラテス
プラトンとアリストテレス)
第4章 近代哲学の道(デカルトとスピノザ
カント、近代哲学のチャンピオン)
第5章 近代哲学の新しい展開(現象学
キルケゴール、ニーチェ
ハイデガーと自己了解)
終章 現代社会と哲学(現代思想のアポリア
現代思想を起えて)

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