ミメーシス (上)
西洋文学史より具体的なテクストを選び、文体美学を分析・批評しながら、現実描写を追求する。全20章の前半のホメーロスよりラ・サールまで。
ホメーロス(『オデュッセイア』)にはじまってヴァージニア・ウルフ(『灯台へ』)にいたる三千年におよぶヨーロッパの文学作品。この豊饒な流れから具体的なテクストをえらび、文体美学の分析批評方法を駆使しながら現実模写・描写―、ミメーシスを追求する。全二十章のうち、本巻ではホメーロスからラ・サールまでの十章を収録。
第1章 オデュッセウスの傷痕
第2章 フォルトゥナタ
第3章 ペトルス・ウァルウォメレスの逮捕
第4章 シカリウスとクラムネシンドゥス
第5章 ロランがフランク勢の殿軍に推挙された次第
第6章 宮廷騎士の出立
第7章 アダムとエヴァ
第8章 ファリナータとカヴァルカンテ
第9章 修道士アルベルト
第10章 シャステルの奥方
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可