都市
「都市」という現象を世界史的な視野から概観し、西欧と日本・中国の市民意識の本質的な相違を解明した比較文化論の名著。
【解説: 阿部謹也 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 945円(税込)
- Cコード:0130
- 整理番号:マ-6-1
- 刊行日:
1994/08/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:240
- ISBN:4-480-08139-9
- JANコード:9784480081391
- 在庫 ×
西ヨーロッパにおける近代資本主義の幕開けのきっかけともなった「市民」とは、どのような概念なのだろうか。古代・中世・近代の「都市」という現象を、広く世界史的な視野のもとに眺めるとともに、ヨーロッパの都市と東洋、特に日本の町との本質的な相違を社会的に比較研究し、市民意識の根源を浮き彫りにする先駆的名著。
1 都市とは何か
2 市民とは何か
3 東洋になぜ市民という意識が発達しなかったか
4 ギリシア・ローマの都市国家
5 西洋中世都市の二つの型
6 近代社会への転換について
7 近代都市の成立
附論(ヨーロッパ都市の伝統
「市民」の概念とその変遷)
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