室生犀星
『抒情小曲集』など新しい詩を生み出しつつも詩と小説の間で揺れ続けた室生犀星。彼がウタの彼方に見出していたものを探り出す傑作評伝。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 968円(税込)
- Cコード:0195
- 整理番号:ト-3-1
- 刊行日:
1994/08/04
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:304
- ISBN:4-480-08150-X
- JANコード:9784480081506
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なぜ詩人・室生犀星は小説を書くようになっていったのか。そして、なぜ小説家になったあとも、死ぬまで詩を棄てずに作り続けたのか。北原白秋や荻原朔太郎を感動させた『抒情小曲集』から晩年の『昨日いらっしって下さい』に至るまで、生涯を通じて、詩人がウタ(詩)の向こうに何を見出だしたか、何を受け取ったかを、ダイナミックにかつ繊細に探り出した傑作評伝。
1 詩人の誕生
2 『愛の詩集』と『抒情小曲集』
3 詩から小説へ
4 詩の微熱
5 戦時下の詩
6 詩の晩年
犀星に出会う
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