ピカソ 剽窃の論理
過去の画家たちの作品を独自に変容させ自らの作品とした天才画家ピカソ。その表現を徹底的に解明し、創造の本質に迫る碩学の書。
【解説: 大岡信 】
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,313円(税込)
- Cコード:0171
- 整理番号:タ-6-2
- 刊行日:
1995/01/09
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:288
- ISBN:4-480-08178-X
- JANコード:9784480081780
- 在庫 ×
20世紀最大の画家パブロ・ピカソ。レンブラント、エル・グレコ、ベラスケス、マネなど、過去の多くの作品に触発されたピカソは、それらを独自に消化し、自らの作品としてまったく新たに開花させた。絵画のデーモンにとり憑かれた天才は美術史といかなる対話を交わしたのだろうか?稀代の画家・ピカソの創造性・人間性の本質を浮き彫りにする。
第1章 孤独の画家
第2章 モンマルトル
第3章 宮廷の侍女たち
第4章 ゲルマンの誘惑
第5章 ラテン精神の伝統
第6章 戦争と平和
第7章 草上の昼餐
第8章 サビニの女たちの掠奪
第9章 画家とモデル
終章 ピカソ芸術の本質
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