教育亡国
学校教育が根底から破産した元凶は何か? 戦後教育改革の初心とそれへの裏切りの跡をたどり、明日への展望を開く警世の一槌。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,121円(税込)
- Cコード:0137
- 整理番号:ハ-7-1
- 刊行日:
1995/03/07
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-08183-6
- JANコード:9784480081834
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いま、学校は教育の場所ではなくなっている。そのための環境が根底から破壊されてしまったからだ。教育を通じて、日本は確実に亡びに向かっている。その原因はいったいどこにあるのだろうか。ふりかえれば、戦後の教育改革は計三度行われている。第一の改革は、まさに「革命」と呼ぶに値するが、第二・第三の改革は、その初心に対する裏切りだった。この裏切りが、その後の教育の荒廃を準備した。戦後教育改革の変質を助長し続けた、文部省をはじめとする教育行政の責任をつぶさに追及しつつ、教育のよみがえりを担う主体の形成を説いた、林竹二の遺言。
戦後の教育改革は第二の開国であった
いま、学校に教育はあるのか、またありうるのか―内申書裁判をめぐって
私がいわゆる大学紛争のなかで見たもの
戦後教育の初心とは何であったか
裏切られた革命
いわゆる再改革の行きついたところ
責任をもつものは責任をとらねばならない
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