ローマ帝国衰亡史 7 東ローマ帝国とシャルルマーニュ大帝 ─東ローマ帝国とシャルルマーニュ大帝
東ローマ帝国ユスティニアヌス二世の治世、ペルシアのバハラーム王の小アジア征服、受肉の教義とギリシア聖教、シャルルマーニュ帝の戴冠。
ヨーロッパ古代世界に最大の版図をもち、多年隆盛を誇ったローマ帝国はなぜ滅びたのか。この「消えることのない、永遠の問い」に対する不朽の解答―18世紀イギリスの歴史家E・ギボンの名筆になる大歴史書の完訳。ユスティニアヌス帝を継ぐユスティヌス二世の時代。西ヨーロッパの形勢は、ランゴバルド族がイタリアを征服し、フランク王国シャルルマーニュが戴冠するなど、大きな転換期をむかえつつあった。受肉をめぐる東西教会の教義にも、重大な違いが見えはじめる。
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