新訂 江戸名所図会 2 ─巻之二 天(せん)之部 (せん)は「王」へんに「旋」
江戸の街を南へ。東海道を下り、品川宿の隆盛を見ながら、多摩川をわたり、川崎・横浜へ。神奈川県南部までも含む広範囲を叙述対象とした特異な一巻。
江戸は神田雉町の名主、斎藤幸雄・幸孝・幸成(月岑)が三代、三十有余年を費やして完成させた江戸の地誌。天保7年(1836)に出版されるや、たちまち「名所図会」ブームをまきおこし、多くの人々に親しまれた全7巻20冊の完全新訂版。江戸府内にとどまらず、西は日野、東は船橋、北は大宮、南は横浜まで、広大な地域の名所古跡・神社仏閣などを、詳細な現地調査と古典への博捜で記述した。それに付された長谷川雪旦の挿絵も興味が尽きない。本文庫では、漢詩・漢文は原則として読み下すなど、最も読みやすい本文提供をめざした。第2巻「巻之二」は、おもに、品川区、大田区、川崎市、横浜市などをとり扱う。
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