幕末・明治の写真
西洋の技術として伝来した幕末から、商業写真や芸術写真として発展した明治中期までの日本写真の歴史。横浜写真、戦争写真など二〇〇点以上掲載。
嘉永元年(1848)に長崎の上野俊之丞によって、西洋の新文化の香りも高くもたらされた写真(ダゲレオタイプ)は、写ることへの驚きと喜びをもって受け入れられた。外国人から取得した写真術を模索しつづけた湿板写真時代の上野彦馬・下岡蓮杖らの辛苦、激動の幕末・明治初期の日本を鮮やかに現在に残し、さらに商業写真・芸術写真として広く大衆に親しまれていった乾板写真にいたるまで、写真にまつわるさまざまなエピソードと写真師たちのドラマを織りまぜながら綴る。貴重写真200点あまりを収録。
銀板写真の時代
銀板写真―最初の成功
銀板写真―初めて写された日本人
湿板写真のはじめ
職業写真家の誕生
写真師開業―下岡蓮杖
幕末の写真師たち
湿板写真 補遺
明治の写真
明治の上野彦馬〔ほか〕
本書をお読みになったご意見・ご感想などをお寄せください。
投稿されたお客様の声は、弊社HP、また新聞・雑誌広告などに掲載させていただくことがございます。
※は必須項目です。おそれいりますが、必ずご記入をお願いいたします。
(ここから質問、要望などをお送りいただいても、お返事することができません。あしからず、ご了承ください。お問い合わせは、こちらへ)
歳
公開可 公開不可