明治事物起原 5 交通部・金融商業部
人力車が開化の街を走り回り、鉄道が産声をあげる。江戸の老舗が没落し、大資本が形成される。多数の掲載図版を復元した一巻。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,365円(税込)
- Cコード:0121
- 整理番号:イ-16-5
- 刊行日:
1997/09/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ISBN:4-480-08365-0
- JANコード:9784480083654
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それ以前にはなかったもの、そしてそれ以後に生まれてきた諸物万般。明治維新を境として、欧米からもたらされ、現代の私たちの生活の基礎を築いたもの、電気・自転車・化学・哲学・新聞・音楽・会社、また、スキー・ゴルフ・バー・ビール・はじめての洋食の味などなど。いつ、だれが、どこで、いかに考え、そして取り入れ、自分たちのものとしていったのか。エンサイクロペディスト石井研堂が調べつくした、現代日本の文化・文明の始まり。鉄道・人力車・自転車・汽船…、全国の交通網は一気に開け、目に見えて体験できる文明開化の花盛り。円貨・銀行・保健…、新しい商業のために何が必要か。
第9編 交通部(利根と横浜の運河
街道の清新
橋の種々相
人力車の始め
自転車の始め ほか)
第10編 金融商業部(アルレンシヤンド
悪金試験法
井上侯の明治初期財政実歴談
移民会社の始め
伊勢八の没落史 ほか)
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