悲劇の解読

吉本 隆明

太宰治、小林秀雄、横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治――日本の近代における秀れた資質が演じた悲劇を作家の生涯と作品に読む。

悲劇の解読
  • シリーズ:ちくま学芸文庫
  • 1,155円(税込)
  • Cコード:0195
  • 整理番号:ヨ-1-4
  • 刊行日: 1997/07/10
    ※発売日は地域・書店によって
    前後する場合があります
  • 判型:文庫判
  • ISBN:4-480-08376-6
  • JANコード:9784480083760
吉本 隆明
吉本 隆明

ヨシモト タカアキ

1924年東京生れ。東京工業大学電気化学科卒。詩人、評論家。著書に『高村光太郎』『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『書物の解体学』『最後の親鸞』『世界認識の方法』『ハイ・イメージ論』(全3巻)『宮沢賢治』『良寛』『私の「戦争論」』『夏目漱石を読む』『吉本隆明 五十度の講演』など多数。

この本の内容

批評の言葉はいま停滞する時代の厚い層のなかを通過している―80年代へむけて批評の現在を告知する「批評について」を序に、著者が青年期に心から没入し読みふけった太宰治、小林秀雄、横光利一、芥川龍之介、宮沢賢治についての論考を収める。ここには日本の近代におけるすぐれた資質の演じた悲劇が、生涯と作品を通して克明に読み解かれている。文庫化に際し、さらに補筆修正がなされた。

この本の目次

太宰治
小林秀雄
横光利一
芥川龍之介
宮沢賢治

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