ボードレール批評 4
悪は美になりうるか。宗教・政治から、恋愛・風俗に至るまでの過激なアフォリズム「火箭」「赤裸の心」に、その人間性を表す書簡六五篇を収録。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,365円(税込)
- Cコード:0198
- 整理番号:ホ-5-4
- 刊行日:
1999/05/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:384
- ISBN:4-480-08474-6
- JANコード:9784480084743
- 在庫 ×
悪は美になりうるか。強烈な自意識に基づくボードレールのダンディズムは、徹底した反社会的立場をとり、政治・宗教・思想・芸術・風俗・恋愛にいたるまで、その虚偽とタブーを打破する。ありったけの怒りをこめた仮借なき批判と復讎のアフォリズム『火箭』『赤裸の心』、そこにはしかし、苦しみ多き人間に対する愛に満ちたモラリストの顔も浮かび上がる。あわせて65通の書簡と略年譜を収録し、伝記的側面と人柄を照射する。
アフォリズム(愛に関する慰めの箴言抄
若い文学者たちへの忠告
火箭
赤裸の心)
書簡(抄)
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