マラルメ論
2008年春、復刊。
思考の極北で〈存在〉そのものを問い直す形而上学的〈劇〉を生きた詩人マラルメ――固有の方法的批判により文学の存立の根拠をも問う白熱の論考。
19世紀パリに生まれ、人類の思考の極北で「存在」そのものを問う形而上学的「劇」を生き、今なお文学・思想に圧倒的なインパクトを与え続ける詩人マラルメ―20世紀哲学の旗手サルトルが、マルクス主義的歴史読解とフロイト精神分析による個人の深層分析を両極に、固有の方法的批判を織りこみながらマラルメという特権的「生きざま」を全的に照射し、文学の存立の根拠をも問い直す渾身の論考。社会と文化の内部にあって、なおもそれを超えうる「作家」を貫き支える力線を描き出す伝説的トルソー。
マラルメの現実参加(無神論の遺産相続人たち
選ばれし者)
マラルメ(1842‐1898)
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