レヴィナス・コレクション
人間存在と暴力について、独創的な倫理にもとづく存在論哲学を展開し、現代思想に大きな影響を与えているレヴィナス思想の歩みを集大成。
人間は「イリヤ」(ある)という非人称の牢獄から逃がれることが可能か。深いユダヤ的体験からハイデガー哲学との対決を通して、人間存在と暴力について根源的な問いを発し、独創的な倫理哲学を展開して「他者」の発見にいたるレヴィナスの思想の歩み、その40年の哲学的成果、「フライブルク、フッサール、現象学」「逃走論」「ある」「時間と他なるもの」「存在論は根源的か」など、21篇を集大成。
エトムント・フッサール氏の『諸構想』について
フライブルク、フッサール、現象学
ヒトラー主義哲学に関する若干の考察
書評(『哲学と現象学年誌』
ルイ・ラヴェル『全的現前』)
マイモニデスの現代性
逃走論
書評(スピノザ、中世の哲学者)
すべては空しいか
ある〔ほか〕
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