世界宗教史 1
人類の原初の宗教的営みに始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、ヒッタイト、地中海地域、初期イスラエルの諸宗教を収める。
人類にとって宗教的現象とはいったい何か、人類史という壮大なスケールのなかでその展望を企てた本書は、20世紀を代表する宗教学者・エリアーデが最晩年に遺した畢生のライフワークである。この古今未曽有の偉大な業績は、仏教、キリスト教、ヒンドゥー教といった個々の宗教の理解を助けるばかりでなく、人類が創造した宗教そのものの姿を見事に描きだしている。文庫版第1巻は、古人類の宗教的営みから始まり、メソポタミア、古代エジプト、インダス川流域、地中海、ヒッタイト、「創世記」までを収める。
第1章 時の始めに…古人類の呪術‐宗教的営み
第2章 もっとも長い革命 農耕の発見―中・新石器時代
第3章 メソポタミアの宗教
第4章 古代エジプトの宗教思想と政治的危機
第5章 巨石・神殿・祭祀センター―ヨーロッパ、地中海地域、インダス川流域
第6章 ヒッタイト人とカナン人の宗教
第7章 「イスラエルが幼き頃…」
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