ツタンカーメン発掘記 (下)
王墓発見の報が世界を駆けめぐり発掘された遺物が注目を集める中、ついに黄金の棺が開かれ、カーターは王のミイラと対面する。
- シリーズ:ちくま学芸文庫
- 1,365円(税込)
- Cコード:0122
- 整理番号:カ-18-2
- 刊行日:
2001/01/10
※発売日は地域・書店によって
前後する場合があります - 判型:文庫判
- ページ数:432
- ISBN:978-4-480-08594-8
- JANコード:9784480085948
- 在庫 ×
いにしえの王たちとともに、うずもれた歴史が眠る王家の谷。イギリス貴族カーナーヴォンと、エジプト考古学者カーターは、1914年、この谷の発掘許可を得た。そして苦闘の末22年に王墓を発見、カーターは25年にとうとうツタンカーメン王その人のミイラと対面する。黄金のマスクなどの数多の秘宝と「呪い」の伝説に彩られた発掘の報は世界に衝撃を与え、エジプト考古学は新しい時代の幕を開けた。本書は、カーター自らがこの世紀の発見のすべてを綴った全記録である。下巻には第2部・ついに黄金の棺を開くところから、第3部・発掘された遺物の詳細な分析までを収める。
第2部 墓を開く(黄金の棺ついに現る
国王の戦車
三つの人型棺をひらく(1925〜26年)
古代エジプトの葬祭における興味ある諸点
豪華な王のミイラの副葬品)
第3部 墓は語る(はじめに―異端神アトンに関係した諸王に関するいくつかの事実と考察
奥の宝庫について
宝庫で発見された副葬品
副室(倉庫)
副室で発見された物
墓室の中の遺物の損壊と科学変化の主要要因)
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